草津温泉から帰って、翌日は5時半に起きて奥能登、珠洲市へ。
親戚の不幸で、お葬式に参列するため。
亡くなった奥様も、そしてご主人も、娘さんも、とても素敵な方たちなので、是非彼らが生まれ育った地を見せていただきたかった。
こんな辛いことで、それが実現してしまうのは悲しいのだが、想像した以上に心安らぐ素敵な場所だった。
それなのに、かの地は若者の流出と産業の不足に喘いでいるという。
人々が自らの生まれ育った地に誇りをもって、安心して生きていけるようにするのは政治の責任だが、それが破壊される方向へ数十年来転がり続けている。
今日は投票日。
奥能登で出会った純朴な人情味溢れた人たちが、選挙の話をして、今度は変えなくては、と口々に言うのを聞くと、確かに今回、情勢は動くかもしれない、と思う。
しかし、有権者がどこまで監視の目を持ち続け、要求し続けるか、で改革の質は大きく変わる。選挙だけで終わらせてはならない。
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