2010年12月1日水曜日

14,5日から続く修羅場

11月14,5日頃から母の下着が頻繁に便で汚れるようになる。
トイレで、下着についた便を取ろうとしてトイレットペーパーで擦り、その紙や汚れた下着を箪笥の中やら押入れやら本箱の裏に隠す。トイレの床は便が踏まれて惨憺たる有様。
紙パンツにすると、汚物のついたままむしりとって隠すので、あちこち汚物つきのポリマーが散乱して、さらにひどいことになる。

そんな日々が続いて今月17日、母の下腹がかなり膨れているのに気づき、病院へ連れて行く。体を折り気味にして、痛そうにしているので、便秘かと疑ったが、実は膀胱に溜まった尿が原因だった。
導尿の結果、1450ccの尿が出た。これにはお医者さんもびっくり。いつから出ていなかったのだろう?お腹はすっきりへこんだ。気の毒に、随分苦しかったに違いない。しかし、言葉で自身の窮状を訴えることもできなかったのだ。

その後もあい変わらず尿は出ない。17日夜、650ccの尿を導尿で排泄。
結局そのまま尿は出ない。泌尿器科を受診して、薬をもらったが、
これ以上待っても出そうにないので、家庭での導尿に踏み切る。これが27日。

私が母に対して行う導尿自体は、思ったほど難しくなかったが、母の反発と拒否が大きな壁となっている。