2010年9月24日金曜日

Drum  ガラスのジェネレーション

佐野元春の作品。4週間経ったけど、合格しない。
なんというか、打てるようになっても曲になっていない。
先生からは「走りすぎ」と指摘を受けるのだが、改まらない。
基礎練習の不足を痛感する。
「リズムアンドドラムマガジン」の古いのを手に入れて、初心者教室を独習しようかな。

Drum   Track of my tears

リンダ・ロンシュタットのヒット。
初めてリムショットの練習をする。
こういうしっとりと歌い上げるボーカルのドラムは、楽しい。
3回で合格。

「島崎こま子 おぼえがき」 森田昭子著

私にとって藤村は「破戒」のイメージだった。
まっすぐで、知性にあふれ、世の中の矛盾をその身に果敢に受け止め、作品と化すことで生を全うした
稀有な人物。

しかし、「新生」が生まれたいきさつには失望させられた。
彼も弱い人間だったということか。
作家にとって、作品はその人そのものである。彼のしたこと、その後の彼の身の振り方すべては彼のそれまでの作品を裏切っている。
藤村が『戦陣訓』の文案作成に参画したということは知らなかった。
「破戒」と「夜明け前」しか知らなかったころは藤村がなぜ「戦陣訓」と結びつくのか、信じられなかったと思うが、「おぼえがき」で高麗子のことを調べ、「新生」後の彼の生き方を見ると自然の流れに思える。

尊敬する人物を一人失ったようで、寂しい。

2010年9月7日火曜日

神保彰ワンマンオーケストラ

8月29日(扶桑文化会館)

神保彰さん・・・千手観音みたい。
カシオペアの懐かしいナンバーやディープパープルナンバー、マイケルジャクソンナンバーなど
盛りだくさんであっという間の2時間でした。
でも、なぜかしら、音楽を鑑賞しているという気持ちがしない。
アクロバットを見せてもらっているような感覚。
技術的にすごすぎるからかしら。

DVDを買ってサインをしていただき、「私、最近ドラムはじめたんですう~」と手を出したら、握手して下さって、「ええ、あなたが・・・・末永くがんばってください」と返してくださる。
「末永く」という言葉に反応しそうな私の自意識に蓋をして、「ありがとうございまする」と手を握り返す。
ドラマーの手、しなやかでした。
神保さん、おばさんを励ましてくださってありがとうございます。