2011年6月24日金曜日

被災地とつながるために

新聞にも被災地の人々の顔写真と手記が毎日載っているのだが、もっとリアルに被災地の人々とつながる方法を最近見つけた。
インターネット通販の「ほしいものリスト」で直接リクエストされた商品を送ることだ。そこから、今何が求められているのか、何に困っているのかがストレートにわかる。
また、支援団体のHPにもつながっているので、そこから彼らの活動が見せてもらえる。
一日も早い復興のために、遠く離れた私たちにできることは、彼らを気にかけ続けることだと思う。そこから自分にできる活動へと繋がっていく。
 
支援団体「フェアトレード東北」さんのハイエースが盗まれ、物資輸送に支障を来しているという悲しすぎる書き込みを読んだ翌日、見つかった!との書き込みを読んでほっと胸をなでおろした。早く見つかったことで盗んだ男たちがさらに重い罪を負わなくて済んだことも良かったと思う。

同じ日に大きな冷蔵庫を贈られて、これで冷蔵・冷凍品も支援物資として受け入れることができると
喜ぶスタッフの人たちの顔・顔・顔を写真で見て、贈った人のしなやかな心、贈られた人たちの弾む気持ちが伝わって、涙腺が緩んでしまった。人間ってすごい。

日本は変わると思う。自ら被災しながら活動し続ける人々、遠くにいながら支援の手を伸ばす人々の行為を毎日見ていて、私は信じられるようになった。
日本は変わる。変えなくては。

2011年6月22日水曜日

消費税10%?

復興に必要な財源、被災者への保障など、日本の経済は壊滅的な状況を迎えようとしている。
消費税10%程度に上げなければ対処できないという記事を朝日で読んだ。
しかし、消費税は被災者へも平等に付加されてしまう。
そして貧困化が進む国民に10%は首絞めものだ。
やはり生活必需品、基本食品には消費税を付加しない方法を考えるべきであろう。

この震災&人災は、日本の方向を転換する大きな機会に違いない。
私自身これだけ真剣に節電に励んだことはない。
これだけ真剣に日本の未来を考えたことはない。
被災者の人々、原発で危険な作業に当たる人々の辛苦を思うと胸が張り裂けそうだ。
彼らの困難に報いるためにも、日本の新しい形を、拝金主義でなく生活の質で人々を幸せにする目標を持つ復興策にして、政府には迅速に提示してもらいたい。

自民と公明が政権党でなくて良かった、と心から思う。
復興策が新たな利権の巣とされてしまうところだ。
政権交代して、彼らがどんな日本の未来を描いている?
TVでも新聞でも、具体的に出てこない。見えない。
彼らが描く日本の姿は?これまでの拝金社会の再生ではないのか?
それでは管政権のやり方は我慢できないでしょうね。
こんなときになりふりかまわず政権交代を求める理由が良く分かる。
管氏にはすごく不足があるが、それでも自民公明よりはずっとましだ。

私のパート収入から、一月に1万円ずつ、インターネット通販を使って直接被災者支援をすることにした。これが今の私には精一杯。ごめんなさい。でも、ずっと応援し続けますから。