2011年12月31日土曜日

読書 「だからテレビに嫌われる」 上杉隆 堀江貴文 著

上杉さんは、自由報道協会での活動を通して知った、今とても興味のある人。
もう1人の堀江貴文さんは、TVや新聞報道でしか知らない人で、
何故この二人が対談?とまず疑問に思った。
正直、堀江さんには全く良い印象はなかった。
東大を出る頭はあっても人としてはねー。というイメージ。
そう、あくまでイメージなの。
TVや新聞報道だけで判断すると、堀江さんは
頭のよさだけで道徳やら社会規範をぶち壊して平気な嫌なやつ。

この本を読んで、そのイメージがいかに、意図的に作られ、押し付けられてきたものかが判った。
堀江さんのことを全く知らなかったということに気づかされた。

だから、今現在、堀江さんについてはようやく、どんな人なんだろう?というスタートラインに立ってみている。

TVや新聞報道は信用できない、とうすうす思っていたが、この本は放送禁止用語を過剰に自主規制している件、放送利権独占の件、業界に政治家の子弟が就職している件、地デジが何故導入されたか、そして記者クラブの悪弊などなど面白くて恐ろしい話のオンパレード。

もともとTVはあまり見ないほうだったけど、スイッチを入れる気が失せたわ。

ニュースはCNNやBCC、Net News を頼るようになったし、
TVも新聞も、私には不要だと気づいた。

さようなら、TVさん、新聞さん。

2011年12月22日木曜日

Drums レッスン日

この1週間、一度もスタジオに入れなかった。練習はお風呂で湯船を叩いたり、車中で手足を動かしたりしただけ。

師匠とお約束したドラムのパート譜作れなかったし、フィルインも確認する暇なし。
年末の主婦は超多忙でございます。ストレス溜まりすぎ。

そんなできの悪い生徒にも、師匠はあきれ返るそぶりもお見せにならず、辛抱づよく教えてくださいます。感謝です。

今日の練習
スネアから強力な音を出す練習・・・オープンショット
まず、スネアの位置が低すぎました。
ストレーナーの位置は左。サイモン大先生はスティックが当たるあたりにストレイナーをもってくるこだわりが・・・。

左右のスティックがぶつかるのは左手がスネアを叩いた後、上に上がってしまうから。
ハイハットとスネアの高さ調整にも注意が必要。

左手、指がスティックから離れすぎている。
手首から上に上げるようにして、手首のスナップを利かせて打つ。
指は少し離れる程度。

後は練習のみ。

2011年12月20日火曜日

映画 「あしたが消える ~どうして原発?」

一宮スポーツ文化センター3階小ホールにて

22年前の映画だということに、激しい焦燥を感じる。

この度の事故を予言するかのような内容。

しかし、事故から9ヶ月、この国は変わろうとしていない。

人々は、もう忘れようとしている。

2011年12月18日日曜日

「ダンゴムシに心はあるのか」 守山轍 著


抽象的な概念を操作して、行動に結びつけていく活動をココロの働きというなら、ダンゴムシにココロがあるというのは難しい。しかし、この場合はココロというよりコトバの働きがココロの活動を複雑にしていると考えたほうがいいのかな。

著者が言うように 「隠れた活動部位/内なるワタクシ」こそココロである、というならダンゴムシのみならず石にも鉄板にもココロはあると言う著者の主張に肯いてしまう。

植物にもココロがある。うんうん。

水にも心がある?気体にも?
ロボットには?
隠れた活動部位をもつ物体にはココロがある?

私の中ではまだまだ消化不足。
でも、物事の本質に迫る知的冒険を、著者のガイドで追体験できてとても刺激的だった。

2011年12月10日土曜日

コンサート F21 Xmas Concert

団員の皆さん、先生方、父兄の皆さん、お疲れ様でした。

2011年12月2日金曜日

コンサート 上原ひろみ, Anthony Jackson , Simon Phillips

12月1日(木)
愛知芸術文化センター大ホール

Simon Phillips が出なければ、行かなかったコンサート。
上原ひろみのことは殆ど知らず(youtube で少し見ただけ)。

Wonderful!!!

手に汗握る展開。
変幻自在の音の洪水。
月並みな言葉しか出てこないけど、まさにSuper Play 、感性の泉、 でした。

上原ひろみさんのセンス、惹き込まれました。
それを支えるリズム隊のパワーと技術。
凄いものを聞かせてもらいました。

Simon はTOTO の時とは違う顔を見せてくれたけど、やはりTOTOのドラマーだ、と
音を聞いていて感じました。
なんだかTOTOと上原ひろみの融合のようにも聴けて、やはり私はSimon のドラムを通して
TOTOを聴いているのだ、と強く思ったことでした。

2時間30分あまり、
体中の細胞が活性化して喜び泡だっているような音楽体験。
贅沢だけど、大ホールでなくて、もう少し近くで聴きたかったです。
3階だもの・・・。

帰ってから、買ってきたCD「Voice」を5回聴きました。
コンサートに行く前に聴いておくべきだった、と深く後悔しました。

コンサート 中川昌三&かりんwith Friends

11月29日(火)
岐阜 サラマンカホール

ずっとこの日を待っていました。
中川昌三さんと石塚まみさん、そして小畑和彦さん、ときたら、
これはぜったいFonte の曲や「My funny valentine 」の曲も聴けるはず!
生で聴きたかったのです。

で、ばっちり予想通りのセットリスト

1、My funny Valentine 
2、Touch of  spring
3、Triste  (Fonte/conforto より)
4、黒いオルフェ
5、Livertango 
6、ルパン3世五右衛門の尺八!
7、歌の翼に
--------- * -----------
8、時間をのせた船
8、みち
9、赤い花白い花
10、民謡、(ごめんなさい、名前が出てこない。)
11、こきりこぶし
12、Spain
--------- * ----------
アンコール
かりんさんのお母様がお父様にプレゼントされた曲
題が・・・

ふと気がつくとメモを取ることを忘れて呆然と聴き入って、分からない曲が・・・
曲順もあやふや。間違えたらごめんなさい。
どなたかご存知の方、教えてください。


大好きな、聴きたい曲ばかりでなんて私は幸せ者。
メンバーの息はぴったりで、演奏は最強!!!!
こんなに艶やかで心地よい音楽があるだろうか。
CDやレコードを聴いて、コンサートに行ってがっかりすることって
結構あるのだけど、このメンバーは、生です。凄さが際立ちます。
2時間あまり、たっぷりと聴かせてくださいました。
ありがとうございました。

2部でフューチャーされたかりんさんには驚かされました。
荒削りのところが少し丸くなって、技術的にもたいした成長ぶり。
風がほほをすべる。霧が体を包み込む。音のない音が聞こえる。
不思議な感覚。かりんさんの音楽は、自然の気配を纏っています。
彼女の凄いところは、これだけ聴かせるようになっても、まだまだ
蕾のようなところ。今後、素晴らしい花が期待できそうです。

以前は箏の妖精だと感じたけど、今回は箏の女神様みたいと言ったら、
「そんな、まだまだですよ」と仰っていたけど、
彼女は確実に、新しい美の領域を切り開きつつあると思います。

こんな素敵な音楽家の方々を間近に聴けて、今年のさまざまな辛いことが
軽くなったような気さえします。
音楽の力ですね。

2011年11月29日火曜日

METオペラ映画 「ジークフリート」ワグナー

11月27日(日)

前日にDVDを観て予習しておいたので、粗筋はばっちり頭に入っている。
それにしても、長い。
2回の休憩を入れて、上映時間合計が5時間11分。
どうしても睡魔に襲われて、何度かうとうとしてしまった。
この間、殆ど出ずっぱりのジークフリート役は、新人 ジェイ・ハンター・モーリスさん。
若々しさ、初々しさ、荒々しさ、軽薄さ、陽気さ、演技のうまさ、全てに花丸合格点。
あんなに音の多い歌を、マイクなしでオケに負けない声量で、しかも美しく、延々と歌い続けるのは人間の仕事ではない。
まさにマラソンランナーのオペラ版。歌うマラソン!!
聴くだけでもぐったり疲れてしまった。
来年早々に掛かる最終劇「神々の黄昏」はもっと長い。
上映中寝ないように、今から体力づくり!(情けない)

Drums 新しい曲 惚たる蛍/チャットモンチー、3千万年/相対性理論

11月24日(木)
若い人たちとの音あわせ初日。

「蛍」のほうは取り合えずすぐ打てるようになった。
最後のライドをトップにして、ここまでやるか、というくらい長く引っ張っていいよ、と朝くん。
いろいろ意見を言ってもらえると嬉しい。
居間くんはムードメーカー。場を盛り上げてくれる。
気を使って、人に優しくできるタイプみたい。
湖ちゃんは、とにかくかわゆい。
男二人とおばさんに挟まれてかわいそう。
私が10代だったら、歌う勇気なんてなかった。
線が細そうに見えるけど、きっとしっかりした芯を持っている人なのだろう。

さて、「蛍」は11日までに確実に暗譜して、ニュアンスの工夫とライドの音をきれいに響かせる練習をしよう。
「3千万年」は譜読みを始めたばかり。再来週の練習までに一通り打てるようにしなくちゃ。

岐阜クララザールにて演奏会

11月20日(日)

安心して聴ける、心地よいコンサートでした。
松原先生のきれいな歌声は、今回が一番良かったように思います。
笑顔が素敵で、生き生きと歌っていらして、歌声とともに人としてもすごく魅力的でした。
私も幸せになりました。

2011年11月28日月曜日

第39回一宮市音楽家協会定期演奏会

尾西市民会館にて
11月13日(日) 収穫は青木さんのピアノ独奏
ショパン 幻想ポロネーズ op.61
コンサートで聴くのは初めての曲。
青木さんのイメージに合った曲で、深い湖の底に静かに降りていく様な・・・。
素敵でした。

義母の妹さんが突然いらっしゃることになったので、2部は諦めて家路に着く。
お姉さんと会えればいいから、気にしないで、何もしなくていいから、と言ってくださるが、
受験生の娘に接待を任せる訳にも行かないし。

2011年11月7日月曜日

生姜の梅酢漬け

A農園で作られた無農薬、肥料なしの生姜が届いたので、
カリ・コリの梅酢漬けを作ることに。

薄皮をこそげるのに2時間、TVを見ながら、いや手元しか見れないので
聴きながらの作業。

きれいに洗って水気を拭きとってから塩をまぶして3時間放置。

再び水気を拭きとってから一日天日干し。

梅酢に漬けて冷蔵庫へ。

1ヶ月くらいで食べれるようになるそうだ。

今年は1200グラム漬けた。

2011年11月5日土曜日

ドラム練習

Something sad

今日合格するつもりだったけど、3箇所ほどとちって次回に持ち越し。

「一歩先を考えながら打てるといいですね。暗譜したほうが良いでしょう。」

ははー。

「バスドラの音が小さいですね。音のバランスを考えて。
足を、2本目のラインの下に置くくらいがいいです。大きな音が出ます。」

ははー。

「いすは、もう少し浅く掛けましょう」

ははー。

師匠の指導は具体的で、すぐに実行できるところがすごいです。
次回までに直しておきます。

2011年11月4日金曜日

バレエ 「シルヴィ・ギエム 東京バレエ団  ボレロ他」

11月3日(木)愛知県芸術劇場大ホール

第一部 
「白の組曲」

第二部
「ルナ」
「チェロのための5つのプレリュード」
「Two」

第三部
「ボレロ」

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「ボレロ」のギエムは
美の神
金の鬣をもつ
音楽の化身
大地の鼓動の発露
新しい世界への扉
そして、希望の光の階段

観客は歓喜の喝采をいつまでも贈り続けた。
今日、ここで見つけた力を
私はどこにそそげばよいか?

2011年10月30日日曜日

読書 「おとなのための【オペラ】入門」 中野京子著 講談社プラスアルファ文庫

「チェネレントラ」
「椿姫」
「ホフマン物語」
「ファウスト」
「カルメン」

5作を解説した超初心者向け入門書。
少しだが写真もあって、楽しく読んだ。
椿姫にモデルがいたこと、チェネレントラ(シンデレラ)の類話が世界中に500以上あって、中国にも類似の民話があること、「カルメン」は実話が元になっていること、などなど楽しい話題がてんこ盛り。
あっという間に読めてしまう。こんな調子で他の作品の解説も書いて欲しいな。



コンサート 「シェイクスピアとオペラ」

10月29日(土)
出演 中嶋彰子 ソプラノ、 樋口達哉 テノール、 服部容子 ピアノ・司会
愛知県芸術劇場 コンサートホール

前から5列目の席で、出演者の表情や息遣いもばっちり見える。ラッキー!!

日本人の歌手、というとやはりそこは本場の人と迫力が、声量が、テクニックが、違って当たり前というイメージは間違いでした。
中嶋彰子さん。あなたは凄いです。
2時間の間、我を忘れて美声の大河に身を委ねました。
なんて、恥ずかしいせりふを言いたくなったくらい、私には驚きでした。
身のこなしも、表情も美しくて表現力に溢れ、天から降りてきたかのような迫力ある歌声。
中嶋さんの生オペラを観たい!!絶対観るぞ!!と突き動かされるような衝動を胸に、席を立ちました。

幸せ。

読書 「認知症 家族を救う劇的新治療」 河野和彦著

名古屋フォレストクリニックに置いてあったので、購入。
病気の知識、薬の効用や症状に応じた使い方を一般人にも分かりやすく解説してある。
分かりやすく、ということはポイントを押さえて簡単明瞭に書いてあるわけで、初学者である家族にはちょうど良い知識量と思う。

認知症、といえば穏やかなボケとアルツハイマーしか知らなかった私には大変勉強になった。
症状に応じて、こんなにもいろいろな薬で対応できるという事実も、知らなかった。
以前、主治医の先生に、アリセプト以外にも薬があるのではありませんか?アリセプトが効かないので、他の薬を試すことはできませんか?とお尋ねしたことがある。主治医は「アリセプトは服用限度量があります。限度量まで行ってから他の薬に変えましょう。そういう使い方をするものです」と仰った。効かない薬を限度まで飲んで、何になろう。結局母のことは諦めなさいということか、とがっくりしたものだった。

河野先生の指示でフェルガードと血栓を溶かす薬の服用を始めてはや1ヵ月半。
母の意識があちらの世界からこちらの世界へ戻ってきたのを実感している。
河野先生は「認知症を野球に例えるなら、9回裏からでも奇跡は起こる」と自著で仰っているが、まさにそれを目の当たりにした気分。

アリセプトだけを飲み続けて、良くなったと一度も思えぬまま3年半を無為に過ごしてしまったことが悔やまれる。もっと早く、発症に気づいた時に河野先生と出会っていたら、母はどんな状態で今日を生きているのだろう?

「治らないものですから」「良くなるものではありません」とこれまで言いつづけた名医といわれる某お医者さん、河野先生の下で斯く斯く変化が見られました、アルツハイマーではなく脳血管性の認知症と診断されましたと申し上げたら、「いろいろ考え方がありますからね」ですって。
二度と同じ過ちを他の患者さんで繰り返さないように、もっと視野を広げてください。
お願いします。

母の3年半、戻せるものなら戻してあげたい。

2011年10月18日火曜日

久しぶりの修羅場

前回のお出ましからちょうど1週間目が今日なので、そろそろ強制しないといけないな、と思っていたら、、夕方ありました。

量的にそれほど多くなかったので、まだまだ来るはず、と分かっていたのに、油断していました。
トイレの警報の電源が切ってあったことを忘れていたの。

5番目のセンスで嫌な予感をキャッチして、走っていったが時既に遅し。
沼地の上で母は呆然と足踏みしていました。

脱がせたズボンで応急的に足の裏を拭いてから、「タオルと紙を持ってくるから、お願いだからここから離れないでね」 と念を押しても無駄なことはわかっていました。戻った時には母は畳の部屋へ。

体を洗って、板の間を掃除して、畳の部屋も拭いて、トイレも掃除して、着ていたものも全て洗って、
終わった時には2時間ちょっと経っていました。

アルコールで拭き上げて、それでも匂うので無臭の消臭剤をスプレーしてまわったのですが、においはとれません。
明日になっても匂っていたらどうしよう?
においを取る良い方法はないだろうか?

虚脱。

2011年10月16日日曜日

歌舞伎 吉例顔見世 御園座にて

10月12日(木)
歌舞伎公演 吉例顔見世

生で歌舞伎を見るのはまだ4回目。
シネマ歌舞伎でも4回見たけど、歌舞伎の知識は若葉マーク。
気になる役者さんはいるけど、大好きな役者さんは特にいません。

私、変なのかもしれないけど、歌舞伎で何がいちばん
好きかというと、幕が開く前と、開くまでの短い時間、これです。

そろそろだ、という頃になると、幕の裏側にいる人たちが手のひらで押して、幕をぴんと張る。手のかたちがくっきりと客席から見える。その幕の張られ具合が、いまかいまかと待つ私のドキドキわくわく感に拍車を掛ける。
下手で幕を抱えた人がそろそろと歩み始め、だんだん足が早くなって、幕を抱えて上手に走りこむ。客席から見えるのは摺り足の計算しつくされた美しい足捌き。そして柝のねの突き抜ける響き。
感嘆のタメイキ!!
この後は、もちろんめくるめく絢爛豪華な舞台が待っているのだが、幕開けの一時にはいつも
感動させられます。役者さんだけが歌舞伎を造っているわけではない。さまざまな役割の人たちがそれぞれに歌舞伎舞台を最高のものにすべく日々精進していらっしゃる。その気構えと心意気が感じられて、いいなあ。

今回の演目は

一 双蝶々曲輪日記  角力場
二 棒しばり
三 助六由縁江戸桜

初体験の助六が観られるので、否が応でも期待は高まる。
市川團十郎の助六のなんと若々しいこと。いい男ぶりに背筋がぞくぞくしました。

2011年10月15日土曜日

Drums " Something sad " 佐藤竹善 1回目レッスン

楽譜をもらって、1週間。
なんとか譜面を見ながら打てるようにしたつもりだったが、
師匠と一緒に叩いてみたら、おやおや まあまあ 間違い・勘違い・読み間違いだらけ。
楽譜を読む習慣がきちんとついていないことを再認識しました。

褒めてもらうつもりで頑張ったのだが、頑張り方のベクトルの方向がずれていました。

きっちりカウントしながら楽譜を熟読する練習をしなくては。

2011年10月11日火曜日

薬を替えてから、約1ヶ月

後二日で、名古屋フォレストクリニックの初診からほぼ1ヶ月が経つ。

母の変化
1、歩くのが以前より早くなった。
2、テレビを見て、笑ったり、悲しんだり、場面に応じた反応を見せるようになった。
3、言葉が出てくるようになった。頓珍漢な言葉でなく、こちらの言っていることを理解したうえでの言葉。2語文程度。
4、朝の着替え、入浴時の着替えを嫌がるようになった。羞恥心が戻ってきたということ。
5、最所の1週間ほどは、紙パンツが朝晩通して、殆ど汚れなくなったのだが、1週間を過ぎる頃から再び漏らすようになってきた。
6、表情がでてきた。

5については理由が分からないが、1~4,6に関しては、明らかに半年以上前の状態に戻っている。
すごい。

このままどんどん回復してくれると有難いのだが、羞恥心と自尊心のせいで本人も周りも苦しい時に後戻りしているわけで、この状態がずっと続くのは母にとって辛いだろう。何も分からなくなっていたときのほうが、母は幸せかもしれない。それを思うと、私たちがしていることは母を苦しめるだけなのか。苦しむ以前の状態に戻れることを期待しているのだが。

2011年10月6日木曜日

2011年10月5日水曜日

Drums 新しい曲 佐藤竹善 / Something Sad

 Daryl Hall & John Oates の “Wait for me” のテスト。

緊張するとビーターがズボンの裾に入ってしまうのはどうして?

-----つま先が離れるから。

緊張すると空振ってしまいます。

-----よく見ましょうね。

ということで、なんとか2回目に合格しました。

あがり易い性格、なんとかしたいものだ。

で、次の曲は 佐藤竹善というすごい旧式の名前の人の

“Something sad”

恥ずかしながら、この歌手の名前も、曲名も全く知らなかった。

師匠が叩くのを聴いて、うっとり。

私の大好きなAOR系でした。

2011年10月4日火曜日

TOTO公演 24日尼崎・26日名古屋

この1ヶ月はTOTOに振り回されてしまった。
名古屋公演から1週間ちょっとたって、ようやく正気に戻ってきた感じ。

大ホールで聴く初めてのロックコンサートだった。
そして、私にとって初の生TOTO !
ライブで演奏がCDと違うと、戸惑ったり、満足できなかったりする経験が今まであったのだが、
TOTOは違った。
全然違った。

演奏能力の凄まじいまでの高さに圧倒され、
アレンジの良さ、即興演奏の迫力に心奪われ、
演奏と客席との一体感に恍惚とした。
良質の酒に酔わされたような2時間。
ライブならではの魅力を余すところなく見せてくれた。

嬉しいことに来年も来日してくれるとは。
観客の熱狂ぶりがTOTOメンバーに伝わったに違いない。
来年は2回参戦じゃすみそうにない。

名古屋二期会オペラ 天国と地獄

オッフェンバック作曲
指揮 曽我大介
演出 たかべしげこ

オペラといえば、先月岐阜のサラマンカホールで観たバーデン市劇場オペラ「カルメン」が、狭い舞台でその上オケも舞台の上に無理やり乗せてしまったので、悲しいほど狭いところでちょこまかしていたのを思い出す。
せっかくの声量も魅力が半減してしまった。
やはりオペラは耳だけでなく、目でも楽しむものだと思う。

今回の名古屋二期会オペラは、ものすごいスターが出るわけでなく、地元で活躍する歌手たちの晴れ舞台という感じで、あまり期待していなかったが、予想を裏切る楽しさだった。

先ず第一に、出演者の大舞台に立つ喜びがずんずん伝わってくる。
中には声の通りにくい人もいるのだが、ご愛嬌。
小学校の先生や歌うビジネスマンも登場して、なかなかの歌声を聞かせてくれる。
なんだかおらが村の祭りのヒーローたちを見ているようで、思いっきり応援したくなってしまう。

最近METなどで神がかりの歌声を聞きなれていたが、やはり生はいい。
映画でいくらアップにされても、演者と同じ時を共有しているという事実は魅力。
舞台装置もけっこう凝っていた。
最初は日本語が音楽に乗らなくて戸惑ったけど、だんだん慣れてきたし。

二期会オペラ、これからはチェックしようっと。

2011年9月23日金曜日

TOTO 尼崎公演 当日その1

母を1泊2日のショートステイに送り出してから、
私もいざ尼崎に向けて出発。
小雨だが、やや強めの風が時折かたまって吹く、
いかにも台風前の天気。

行ってきまーす。
ごめんね、後を頼んだよ、と言うと、
台風で中学休校になった上、母親もいなくなることがよほど嬉しいのか、
娘は満面の笑みで送り出してくれる。
自分の人生、自分で責任取ってね、と心の中でつぶやきながら
家を後にする。

新幹線に一人で乗るのは久しぶり。
一人だとこんなにうきうきするのは何故?
でも名古屋ー新大阪は近すぎてあっという間に到着。
新大阪から、浮き足立った私は間違えて阪急でなくJRの尼崎駅行きに乗ってしまった。
尼崎駅で壁の周辺地図を見て、あれれ、アルカイックホテルは歩いて7分程度と思っていたけど
20分はかかりそうだわ、へんねえ、と駅違いにまだ気づかない。
アホですわ。
方向音痴の私が初めての場所を歩いて、目的地にすんなり行けるはずのないことは
50年の人生で散々経験したはずなのに、また失敗。
一番風雨のひどい時に、アルカイックホテルを求めてさまようこと20分。
諦めてバスで振り出しの尼崎駅に戻り、そこからタクシーに乗車。
いつもなら反省して、自己嫌悪に襲われるはずだが、
今日は何があっても心はうきうき。
おかげで台風の尼崎をお散歩できたわ、と負け惜しみをつぶやくだけでおしまい。
現金なものデス。

ホテルアルカイックは、HPで見た時結構立派そうだったが、うーん・・・売店もないのか。
レストランは結構ホテル値段で高そう。
あまり食欲がないので1Fのラウンジでフルーツ付サンドとオレンジジュースをオーダー。
食後は雨もやんだので、ホテルとホールの周囲を1周した。
知らない土地を歩くの、大好き。
2時のチェックインまで1時間あまり暇をつぶす。

TOTO 尼崎公演 アルカイックホール前夜

台風15号が中部圏を直撃するというニュースを聞きながら、
心は千々に乱れた。

明日、大阪行きの新幹線止まるかも
それよか、コンサート中止になったら行っても無駄だし、
うううう死ぬ気で取ったVIP、中止になったら払い戻ししてくれるのかしら。
くそー(品が悪い)!また英語か。
お昼会う約束をした枚方のひとみさん、出てこれないだろうな、
受験生の娘を置いて、母親が台風の日に、ロックコンサート?
いーのだろうか?(何をいまさら)
しかも今回は最後のTOTOと言われていて、私にとっては、初TOTOライブ。
名古屋公演がしょぼい名古屋市公会堂だから、清水の舞台から飛び降りる気合で
アルカイックホールも取ったのに。
あああああっつ!ホテル前日の解約はお金がいるんだ。

あせりまくっているうち、確かに私は常軌を逸し始めていた。
夢遊病のようにパソの前に座り、
すごい勢いでUDOのホームページを開き、
気づいたら名古屋のVIP購入手続きを終えていた。

こんなにTOTOにお金を使っていいのだろうか?
頭の中で理性が叫んでいたが、
正直で我侭な私の心は
ああ、これで尼崎が中止になっても名古屋でVIP体験ができる!と喜びの叫びを上げていた。

お金の心配はあとでしよっと。

2011年9月20日火曜日

読書 『エネルギーと原発のウソをすべて話そう」 武田邦彦

武田先生は、日本の原発の危険性を主張し続けてこられたそうだ。
さぞや大変な軋轢とご苦労を経験されたことと思う。
勇気と信念がなければできないことだ。

仮に安全性が確立したとして、それでも生まれ続ける放射性廃棄物をどう処理するおつもりなのでしょう?
運転し続けるために避けられない下請け作業員の被曝問題はどうするのでしょう?
そこが書かれていないのが、欠けたクロスワードパズルみたい。きっちり答えていただきたいものです。

氏のお考え、安全が確立したら原発を稼動させる、というのは、まだまだず---------------------っと先のことだから、(永遠に安全は確立しないかもしれないし)今から云々することはないかもしれないですが、氏の影響で原発の危険性を軽く見てしまう人がいるかもしれないですね。

電力は足りるのか、自然エネルギーは役立つか、などの記述は大変参考になりました。

率直な感想。
研究者という人々は、自らが研究してきたことが人類の役に立つか立たないか、冷静に考えるよりも、とにかく役に立つと信じたいのでしょうね。研究成果が使われずに葬り去られることは、たいそう辛いのでしょう。でも、それはエゴよ。

TOTO 大阪公演 どうなりますか。

震災&東電福島人災事故の影響で9月に延期したTOTOの公演、
ここへ来て、今度は台風15号の接近。
明日の朝新幹線で大阪へ向かうはずだったけど、動いてくれるでしょうか?
公演中止にならないでしょうか?
ホテルの予約もしてあるのに、どうしよう?
ああああああ~なんて不幸な私・・・
VIPチケットも海の藻屑と消えてしまうのでしょうか?

名古屋のVIPチケットをあわてて今日取ったので、
なんとか心の平衡は保っているけど
今晩は寝られそうにありません。

2011年9月15日木曜日

名古屋フォレストクリニックで母を診察

友人のお母様が、レビー小体型認知症を克服したという話を聞いて、
やれることはやっておきたい、と一縷の希望を抱いて
名古屋フォレストクリニックに診察の予約を入れ、昨日が診察日だった。

今までアルツハイマーだと診断され、アリセプトを飲み続けても
全く、全く、全く効果が見られず、お医者に訴えても、アルツハイマーは良くなりませんよ、
と「当然でしょ」のように言われ、殆ど諦めていたのだが、
まだできることがあるかもしれないと思うと、少し希望が持てた。


河野先生曰く

この方はアルツハイマーではありませんね。
ピックがあるかな、そして脳血管性認知症ですね。
アリセプトは効かなかったでしょうね。

脳血栓がヒドイですね。どうしてこれに気づかなかったのだろう。
医者としていけませんね。
心臓に来ることもあるので、気をつけてあげてください。

これから血液をさらさらにする薬を出します。
フェルガードも飲んでください。

70パーセント治りますよ。

「治りますよ」
信じがたい言葉だった。

最後に河野医師は母の手を両手で挟むように握り、
顔を覗き込んで、再度
治りますよ、と笑顔で仰った。

治療方法を患者と家族に提示し、
家族にも協力を求める姿勢、
患者に対するまっすぐな気持ち、
それらが私の頑なだった心を融かした。
この先生について行こう、と決めた。

脱原発署名を郵送した

友人、知人の協力で、○○筆集まった。
空欄のない○△筆をとりあえず郵送する。

美しい日本を取り戻したい。
家族の健康と安全を守りたい。
みなの願いが込められている。

原発を押し付けられ、故郷を追われた方々への
贖罪の気持ちも込めて、
一心不乱に集めた1ヶ月だった。

ごまめにできることの一つ。
署名集め。
歯軋りしている暇はない。

2011年9月3日土曜日

枇杷酒 おいしー

6月半ばに作った枇杷酒から今日レモンを取り出して、ついでにちょびっと飲んでみた。
お・お・お・おいしい~。
香りが高貴。甘みほのか。3ヶ月くらいから美味しくなるということだから、後半月がまんがまん。

朝日新聞の購読をやめた

我が家は結婚以来ずっと朝日新聞を購読してきたが、福島原発の人災事故が起きてからの報道には歯切れの悪さを通り越して、分厚いフィルターをかけられたようなもどかしさを感じていた。
偶然目にしたNET NEWS で目が覚めた。
朝日は、原発事故を過小評価しようとしている。
他の新聞も似たり寄ったりなのだろうか?
東京電力は朝日新聞の大株主だと聞く。
なるほど。
早速つれあいと相談して、新聞購読を止めた。
原発容認企業を支えたくないし、真実を報道しない新聞なんて、お金もらっても読みたくないよ。
朝日は第二次大戦のときも体制翼賛的な報道に終始して、自己批判・検証する連載を数年前には載せていたと記憶していたが、やはり長いものに巻かれる体質は変われないか。
新聞やTVの報道の偏向に危機意識を持つ人は私の周りに多い。
これから、新聞離れは日本で加速するだろう。
新聞・TVの報道人は自らの首を絞めていることに気づかないのだろうか?

2011年8月25日木曜日

Drums 新しい曲  Wait for Me / Hall and Oates

夜空ノムコウ 合格。
楽譜的には間違いはありませんが、微妙にタイムが早くなったり遅くなったりしますね、と師匠。
口でぶつぶつリズムをつぶやきながら叩きます。慣れるまでは大変ですけど。
みんなそれをやっています。ですって。

やりましょー。
やれることは何でも。

次は  Hall and Oates の Wait for Me

来週までに一通り打てるようにしておきたい。

2011年8月21日日曜日

読書 「重度認知症をハーブエキスで治す」 河野和彦著

友人が教えてくれた病院の院長先生の著作。
アルツハイマーは、良くなると思わないでください、と言われて5年。
諦めの気持ちは、絶望へ。
予想していたより早い進行に戸惑いつつ、なすすべもなく立ち尽くすことしかできなかった。
この5年間、良くならないと明言して、毎回話も早々に切り上げようとするお医者のところへ通うのはいやだった。
できることはまだあります、と言ってくれる河野先生に飛び込んでみようと思う。
何もしないで、後で後悔したくない。

映画 「ヒマラヤ 運命の山」

ミリオン座にて。

人とはかくも美しく、愚かなもの。
山とはかくも美しく、おそろしいもの。

どこまで行っても私は凡人。地を這うのみ。

読書 「四畳半神話大全」 森見登美彦著

小説の前にTVアニメ版を見ていた(半年前だったかな)ので、アニメのめくるめく奇怪な、喋りのテンポの心地よい世界に引き摺られてしまったが、原作は、さすがに新しく、面白い。知的な罠にはまる心地よさ。何より、森見さんって、きっと正直で面白くて、不器用なところが魅力的な好青年なんだろうな、と想像してしまう。良い人です、きっと。読者をこんな幸せな気分にさせてくれるのだから。

2011年8月1日月曜日

放射線測定器 RADEX

インターネット通販でRADEX 社製の放射線測定器を購入してから1ヶ月。

毎日家の内外を測っている。

表示される数字は0,12~0,18マイクロシーベルト/時。

室内も外も殆ど数値は変わらない。

え、ちょっと待って、確かこの辺は0,06くらいのはず。

H23年6月28日一宮市役所の地上1メートルで測定された公の数値がたしか0,060μs/時。どうなっているの?と焦ったが、結局、RADEX の測定器は低い数値だと正確に測れないらしいということがわかった。

突然3,0μs/時くらいに跳ね上がったらやばいということ。

低い線量でも細かく表示してくれる測定器を購入すべきだったわね。

勉強不足でした。反省。

とりあえず今は、福島級の事故が他で起きないように祈ろう。

2011年7月20日水曜日

Drums 新しい曲 Smap / 夜空ノムコウ

smap

「夜空ノムコウ」

簡単な曲だけど、まずこれをやって、手足の動きやフォームなど見せてもらいますから、と師匠。
久しぶりに叩くドラムはとにかく楽しくて、思わず笑顔になる。
16分音符の練習を♪90で叩くのを、ウオーミングアップにすること。


早速次回から必要になるMDプレイヤーとMDdisk をamazon で探して、中古を購入する。

2011年7月19日火曜日

玄米食べても大丈夫?

放射性物質から身を守るために、玄米食を薦める本を読んで、早速玄米食を始めているが、今度は玄米を食べるリスクを述べた記事をネット上で見つけてしまった。

確かに玄米は洗っても殆ど汚れが出てこない気がするし、無農薬ないし低農薬米でないと、玄米で食すのは気持ちが悪い。

加えて、体の毒素を排出すると同時に必要なミネラルまで出してしまうので、妊婦さんや子供には勧められないという記述を読んで、ショック。

何事も多面的に見なくてはならないということを思い知らされる。
デトックス効果は非常に高いので、がんや放射線障害を防ぐのに有効だということは確かだと思われる。しかし、愛知県に住んで食物の産地などにかなり気を使っている私たち家族には少々勇み足だったかもしれない。これからは、玄米食は週1回くらいのペースに落とそうかと考えている。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

私って、やはりおっちょこちょい。




amazon の東北支援プロジェクト、wish list で、活動に共感できるNPOに商品券を贈ったら、短いけれど心のこもった礼状がメールで届いて嬉しかった。多忙を極めているだろうに、頭が下がる。
つきに一度、1万円だけだが直接被災地のお役に立てると実感できて充実感が得られる。今月も節約して被災地に送ろうっと。

2011年7月18日月曜日

読書 「放射性物質から身を守る食事法」

富永國比古著 河出書房新社

食事療法で放射性物質を解毒する仕組み、サプリメントの効能など、詳しくてたいへん参考になった。

ただ、一つ納得できないのが最後の章。
低線量放射線が体にいい、と著者は考えているようだが、それは外部被爆に関してのことであって、内部被爆ー空気や食事による低線量被爆の影響には触れられていない。そこを明記してもらわないと紛らわしい。内部被爆と外部被爆、どちらも避けることが難しい現状で、内部被爆にあえて言及することなく心配ないと言われても不安は募るばかりだ。


脱原発署名、福島の子供たちをまもる署名、どちらもたいていの人は応じてくれる。
しかし、自分から進んで私も集めるから署名用紙をください、といってくれる人はなぜかあまりいない。たいへんね。がんばっているね。すごいね。と自分の分を書くだけなのはなぜ?
じぶんたちの、子供たちの未来が今、試されているという焦燥感を感じて何かしないと気がすまない私って、変わり者?

2011年7月17日日曜日

台所仕事

6月 2日  ラッキョウ第1弾2キロ漬ける。
6月 4日  ラッキョウ第2弾2キロ漬ける。
6月18日  実家で収穫したヤマモモでヤマモモシロップを作る。1キロに砂糖700グラム。2キロ作る。
6月21日   枇杷酒1キロを漬ける。
6月28日  梅干用梅の塩漬け。
7月12日  梅の土用干し。
7月17日  土用干し後、梅の本漬け。3キロ。今年はどんな梅干ができるかな?
7月18日   6月に作ったヤマモモシロップに泡が浮いてきたので、再度火を入れて滅菌。冷蔵庫へ。

今年は結構がんばった。
ラッキョウをむくのが一番しんどいかな。

2011年7月13日水曜日

読書 「放射能を防ぐ知恵」

小若順一、今井伸 著
三五館

起きてしまったことを嘆く時間はない。
するべきことはいっぱいある。

家族と未来を守るために、今必要なことがわかりやすく書かれている。
もう後悔はしたくない。、動かなくては。

2011年7月11日月曜日

玄米食開始!

玄米を食べ初めて1週間。
慣れてきた。

白米のほうが絶対美味しい時がある。
お寿司、チャーハン、おかゆ、お茶漬けetc,etc,
でも、玄米を食べるときの満足感は、なんと表現したらいいだろう?
白米のときは、まだまだ食べたい、まだまだ食べれる、とおかずに引かれてついつい
お代わりしてしまうのだが、玄米のときはそれがない。
軽く1膳で、決定的な満足感、満腹感を感じるのだ。
栄養が足りたことを体が知っているような感じ。
これで今日のエネルギーは満タンさ、
これ以上はノーサンキュー。
そして、体が喜んでいるのを感じる。(オーバー?でも、言葉にすると本当に
そう)

今日の食事は
玄米1膳
北海鮭の粕漬け
モロヘイヤの胡麻醤油和え
トマトサラダ
そしてなぜか頂き物の蓬莱の肉まん
肉まん、なくてもよかったな。

長生きできそう。

2011年7月6日水曜日

ルーディメンツ

スタジオに行く気になれなくて、家でできる練習(ルーディメンツ)漬けの1ヶ月。
練習台を叩き続けて、ようやくテキストの速度でもたつかずにできるようになった課題の数が10を超えたので、今日は久しぶりにスタジオ On The Run へ。

何かおかしい。できるはずの課題が途中で止まる。拍子が不安定になる。打点が定まらない。
がっかりしてしまう。
やはり本物のスネアと練習台では反発が違うのだろう。これでは基礎力強化していました!と言えないではないか。

久しぶりにドラムの前に座ると心が弾む。やはりストレス解消は本物ドラムでなくては。

2011年6月24日金曜日

被災地とつながるために

新聞にも被災地の人々の顔写真と手記が毎日載っているのだが、もっとリアルに被災地の人々とつながる方法を最近見つけた。
インターネット通販の「ほしいものリスト」で直接リクエストされた商品を送ることだ。そこから、今何が求められているのか、何に困っているのかがストレートにわかる。
また、支援団体のHPにもつながっているので、そこから彼らの活動が見せてもらえる。
一日も早い復興のために、遠く離れた私たちにできることは、彼らを気にかけ続けることだと思う。そこから自分にできる活動へと繋がっていく。
 
支援団体「フェアトレード東北」さんのハイエースが盗まれ、物資輸送に支障を来しているという悲しすぎる書き込みを読んだ翌日、見つかった!との書き込みを読んでほっと胸をなでおろした。早く見つかったことで盗んだ男たちがさらに重い罪を負わなくて済んだことも良かったと思う。

同じ日に大きな冷蔵庫を贈られて、これで冷蔵・冷凍品も支援物資として受け入れることができると
喜ぶスタッフの人たちの顔・顔・顔を写真で見て、贈った人のしなやかな心、贈られた人たちの弾む気持ちが伝わって、涙腺が緩んでしまった。人間ってすごい。

日本は変わると思う。自ら被災しながら活動し続ける人々、遠くにいながら支援の手を伸ばす人々の行為を毎日見ていて、私は信じられるようになった。
日本は変わる。変えなくては。

2011年6月22日水曜日

消費税10%?

復興に必要な財源、被災者への保障など、日本の経済は壊滅的な状況を迎えようとしている。
消費税10%程度に上げなければ対処できないという記事を朝日で読んだ。
しかし、消費税は被災者へも平等に付加されてしまう。
そして貧困化が進む国民に10%は首絞めものだ。
やはり生活必需品、基本食品には消費税を付加しない方法を考えるべきであろう。

この震災&人災は、日本の方向を転換する大きな機会に違いない。
私自身これだけ真剣に節電に励んだことはない。
これだけ真剣に日本の未来を考えたことはない。
被災者の人々、原発で危険な作業に当たる人々の辛苦を思うと胸が張り裂けそうだ。
彼らの困難に報いるためにも、日本の新しい形を、拝金主義でなく生活の質で人々を幸せにする目標を持つ復興策にして、政府には迅速に提示してもらいたい。

自民と公明が政権党でなくて良かった、と心から思う。
復興策が新たな利権の巣とされてしまうところだ。
政権交代して、彼らがどんな日本の未来を描いている?
TVでも新聞でも、具体的に出てこない。見えない。
彼らが描く日本の姿は?これまでの拝金社会の再生ではないのか?
それでは管政権のやり方は我慢できないでしょうね。
こんなときになりふりかまわず政権交代を求める理由が良く分かる。
管氏にはすごく不足があるが、それでも自民公明よりはずっとましだ。

私のパート収入から、一月に1万円ずつ、インターネット通販を使って直接被災者支援をすることにした。これが今の私には精一杯。ごめんなさい。でも、ずっと応援し続けますから。

2011年5月19日木曜日

映画 「わたしを離さないで」

静かに生命を考える。
なぜ逃げないの?
どうして運命を受けいれるの?

疑問は胸に渦巻くけれど、どこかで納得している。

考えてみよう。私たちの国では戦時に生まれた子供たちは兵隊さんになって散ることを積極的に受け入れようとしたではないか。

かの国では胸に爆弾を抱えた若者たちがジハードを信じて自爆するではないか。

提供のためにこの世に生を受けたのだ、と当たり前のように教えられれば、親を持たぬ彼らには他に道は見えないのかもしれない。

目的のため、人工的に作り出された生命は、ヒトとして劣る存在なのか?
作者は囁くように彼らの苦しみを綴る。
命とは?
存在するだけで価値のあるものではないのか。
ある命が、別のある命に奉仕するために存在していいのか、と。

映画の後で原作を読んだ。
2度。

白い風景が彼方まで広がっていた。

2011年4月15日金曜日

JOJO

発表会が終わって、最初の課題曲は ボズ スキャッグス の JOJO。
アルバム MIDDLE MAN の中で一番好きだった曲。
もちろんドラムは、大好きなジェフ・ポカーロ。

20代から聴いていたボズ、スティーリー・ダンで好きだった曲はみなジェフが叩いていたことに気づいたのが2年前。そしてTOTOも、好きだったのはドラムの刻むリズムとグルーブ。
私が気づかなかっただけで、ずっとジェフのドラムに惹かれ続けていたわけだ。運命を感じますわ。
私がドラムを習い始めたのも、ジェフの演奏を分析した文章を読んで、分からないことばかりで、もっと理解するためには自分が叩くしかないと思ったから。

さて、JOJOであるが、初めてのシャッフル。手と足のバランスがうまくいかなくて、ちっともかっこよくない。ひたすら叩いて慣れるしかないのね。
水泳とマラソンが得意な私。ひたすら求道的に続けることには慣れているの。毎日修行よ。

バリバリロックもいいけど、スローバラードを素敵に叩けるように早くなりたい。MISS SUN、JORGY PORGY も憧れる曲。来年の発表会は、この辺の曲を目標にしようかな。

2011年3月30日水曜日

発表会終わる

ミュージックスクールの発表会が3月27日に行われた。演奏はTOTOの“WHITE SISTER”

緊張した。というのも、今年は子供たちや 連合い、そして友人たちまで呼んでしまったので、母だけ来てくれた去年よりずっと怖かった。

最初は硬かったのだが、途中で失敗してから却って気持ちが吹っ切れて、力を抜いた楽しいプレイができたと思う。みんなと一つになれた気分がとても心地よかった。きっと聞いている人も楽しめたと思う。自分としては80点くらいの出来かな。

演奏が終わって舞台を引けるとき、大御所のN先生がすれ違いざまにニコニコ笑って「素晴らしい」と声をかけてくださって、舞い上がるほど嬉しかった。師匠のI先生は、「迫力あってよかったよ。今までで一番良くできたんじゃない」と言ってくださる。師匠のおかげですよ。ありがとうございました。

残念ながら人気投票では1等になれず、アンコール曲“I’LL SUPPLY THE LOVE” はお蔵入りになってしまったが、ドラムを始めて1年半でTOTOを演奏できたことに自分でも驚いている。さて、来年はどこまでできるようになっているのだろうか。できればFOCUS の曲を叩けるように腕を磨きたい。基礎練習するぞ。

2011年3月25日金曜日

東北関東大震災

今、愛知に住む私に何ができるのか。

知り続けること。被災者の現状を継続して知り続ける。そして常にできることを内省する。発信する。

買占めに走らない。

家の電気消費量を少なくとも今までの3分の2以下に抑える。
日本全体の電力の3分の1が原発によるものというなら、原発分を使わないという意思表示。

今、日本のあり方を変える大きな転換期に来ていると思う。この未曾有の被害を受けた方々の犠牲を無駄にしないために、日本の形を、この機会に大企業重視から個々の国民重視に変えていきたい。

被災者の生活を立て直すためという限定で、時限立法による消費税徴収くらいはやらないと、間に合わないのでは?
大企業を助けるための消費税には絶対反対でしたが。

反原発の市民団体の活動に協力しよう。

2011年3月10日木曜日

TOTO 名古屋公演 チケット到着!

今日、待ちに待ったTOTO ツアー 名古屋のチケットが届く。
大阪のアルカイックホールはそこそこの席だったので、名古屋は良い席だといいな、と期待に胸膨らませてチケットをを見ると、「ひ」席。

古いホールだからアルファベットでなく、あいうえお順か。それにしても「ひ」とは・・・・
がっくりして名古屋市公会堂のHPで座席見取り図を見て、絶句しましたわ。

なんと、後ろから2列目の席。いろいろコンサート行ったけど、こんな席初めて。
先行予約って、なによーお。もう、あったまくる。ひどーい。ひどすぎる。
これでは双眼鏡を持っていかなくてはサイモン・フィリップス様が見られないではありませんか。

大阪公演に期待しよう。

2011年3月1日火曜日

久しぶりに母のこと

昨年末から1ヶ月あまり、母の体調が悪くて、閉尿と下痢に悩まされたのが嘘のように、ここ数ヶ月は体調が良さそうで、私も楽をさせてもらっている。

何が楽かって、お洗濯の回数が違う。下痢がひどいときは毎日のように衣類を上から下まで全て、何セットも洗わなければならなかったし、使うタオルの量も半端じゃなかった。シャワーも、ひどいときは1日に4回くらい使って下半身を洗っていたから、今思い出してもぞっとする。

母がトイレで「大」をしたことに気づかないと、最悪のときは汚物の着いた紙パンツを手でむしってばらばらにして、部屋のあちらこちらに隠してしまうし、紙パンツの中の粉状のポリマーが汚物とともに室内やトイレに散乱して髪が逆立つような恐怖を感じたものだ。掃除をしていて、やり場のない憤りと悲しみに押しつぶされそうになった。 母がトイレに行かないか、いつも見張っていなければならず、頭がおかしくなりそうだった。下痢のときは、トイレに行くたびにパンツを代えて、お尻を洗わなければならなかった。今は下痢も治ったし、トイレにセンサーを設置したので、そのような苦労はなくなった。母の健康と文明の利器、万歳!!だ。

粗相をしてしまったときは、母は呆然と立ち尽くしている。自分でもどうしていいかわからず、混乱して我を忘れているのだろう。一緒に泣きたくなる。これが実母なら、もっと、もっと悲しいのだろうか?申し訳ないが、自分を生んだ人ではない、というスイッチが私の心の中で押されていて、変わり果てた母を見るのは悲しく悔しいのだが、どこか諦めて突き放した気持ちの私がいる。愛情が足りないのかなあ。

とりあえず、土日祝日以外はデイサービスのお世話になっているので、9時30分から夕方4時まで、私は家を閉めて仕事に行くこともできる。夕食後、母に入浴してもらってから、家を抜け出してドラムを叩きに行くこともできる。たまの土日には好きな映画を見に行くこともできる。介護制度はいろいろ問題もあるが、利用者にとって、ないとあるとでは大違いで大変ありがたい。この制度がなかったら、私は壊れていたかもしれない。

母は今日、自分の名前が言えなかった。2ヶ月前までは覚えていたのに。

2011年2月17日木曜日

映画 「太平洋の奇跡」

つれあいとキリオへ。
極限状態でどんな行動を取れるかで人間の真価が問われる。
私の性格として、ある程度まで粘ると思うけど、適当なところでポキンと折れる気がする。
大場栄大尉、愛知県の出身だとか。原作読まなきゃ。

2011年2月14日月曜日

映画 「白いリボン」

名演小劇場にて。

しんどい映画を観てしまったものだ。
無音のタイトルロールが流れる中、震えが止まらなかった。映画館が寒かっただけではない。
心の芯から震えが来た。

時代も民族も、歴史も、今の私とはかけ離れているが、人間の持つ根源性としての暗い部分を自分の中に見つけて戦慄してしまう感覚を覚えた。

私の中の殺意、妬み、蔑視。
普段は意識の底にあって、自分でも気づかない意識が、義母の介護という状況の中で少しずつ意識の表面ににじみ出てきている。それが自分でわかるから、自分自身が恐ろしい。それに気づかせるこの映画も恐ろしい作品だ。

性善説をとりたい。が、
そうでないものを自身の中に見つけてしまった以上、逃げないで立ち向かうしかない。私は義母のことで心を病んでしまったのかな。

映画を観たことを後悔しない。私に必要な映画だった。
美術、音響、映像、演技、脚本、アイデア、すべてにおいて一部の隙もない。ミヒャエル・ハネケ。今までなぜこの名前を知らなかったのだろう?

2011年2月9日水曜日

絞りのTシャツを探して  井本絞商店

3月の発表会で何を着ようか迷った結果、絞りのTシャツを探すことに。
鳴海に行ったついでに、井本絞商店さん(名古屋市緑区鳴海町向田208-1)を訪ねる。それほど大きな売り場ではないけど、Tシャツの品揃えはなかなかのもの。ドラムで汗をかくので、肌に密着しなくて心地よい絞りは最適。昔からある、おばさんたちが着る感じのデザインはいやだな、と思っていたが、なかなか斬新なデザインがあって感心する。自分用に1枚、プレゼント用に2枚購入。しかも値段は決して高くない。あれだけの手間をかけて作るのに、申し訳ない気分。
 お店の女性主人はとても気さくな人で、柄や作り方など親切に教えてくださって、とても楽しいひと時だった。絞りのスカーフも素敵なのがあったし、古くなった日傘も新しく絞りで新調しようかな。鳴海に行く楽しみが1つ増えた。
井本絞商店

2011年2月3日木曜日

名古屋ブルーノートでサイモン・フィリップスのドラムを堪能

2月2日(水)
胸わくわくで栄のブルーノートに向かう。開場の時間より30分早く着いたのだが、もう階段に観客が並んでいる。席を心配するもレフトサイドのドラムが良く見える席をゲット。サイモンさんは濃い赤のろうけつ染め?っぽいTシャツ。素敵。 1時間、サイモンさんだけを見続ける。力強い動き、ばねのような腕の運び、繊細なシンバル捌き。ああ、自分がいやになる。すごいなあ。あの特徴のある手さばきを間近に見られるなんて、幸せ。

ステージの脇に座った人たちが足をゆすりはじめる。多分ドラムをやっている人たちだ。体のゆすり方でわかる。

コンサート終了後にサイン会。サイモンさんもサイン会場に立って下さるのを見て、飛んでいく。中3程度の英語でも何とか通じるものね。ドラムを始めて2年と言うと、にっこり笑ってがんばってね、だって。きゃー嬉しい。はい!ぐあんばりますっ!5月16日の名古屋と19日の大阪公演に行きます!と言うと、ああ、TOTOのツアーね、とまたまたにっこり。同時代に生きられて良かった。TOTOツアーまでにもうちょっとまともな英語がしゃべれるように勉強しようっと。

前の席に座っていた若い男性もサイモンさんファンの方で、TOTOの話、ジェフの話で盛り上がってとても楽しかった。音楽のおかげで、いろんな人と楽しいつながりを持つことができる。素敵な世界。