2012年5月5日土曜日

映画 「The Artist」

伏見のミリオン座で「The Artist」 観ました。

劇中劇もサイレント。
トーキーを拒否した主人公の心模様、彼を愛する新進女優の悲しみが無声の銀幕を通じて、音のない分より切実に、繊細に伝わる気がしました。

過去の無声映画を公開する映画祭がイタリアで続いているそうですが、新たな映像芸術の形として無声映画の新作が作られ、その価値が広くみとめられたのは素晴らしいことですね。

6,7年前に、キートンとチャップリンの無声映画にはまって、豊島図書館にある作品を大方見ましたが、他の作品も観たくなりました。
トーキーとサイレント、同じ映画でありながら、違う可能性を持った媒体だと思います。