2011年12月31日土曜日

読書 「だからテレビに嫌われる」 上杉隆 堀江貴文 著

上杉さんは、自由報道協会での活動を通して知った、今とても興味のある人。
もう1人の堀江貴文さんは、TVや新聞報道でしか知らない人で、
何故この二人が対談?とまず疑問に思った。
正直、堀江さんには全く良い印象はなかった。
東大を出る頭はあっても人としてはねー。というイメージ。
そう、あくまでイメージなの。
TVや新聞報道だけで判断すると、堀江さんは
頭のよさだけで道徳やら社会規範をぶち壊して平気な嫌なやつ。

この本を読んで、そのイメージがいかに、意図的に作られ、押し付けられてきたものかが判った。
堀江さんのことを全く知らなかったということに気づかされた。

だから、今現在、堀江さんについてはようやく、どんな人なんだろう?というスタートラインに立ってみている。

TVや新聞報道は信用できない、とうすうす思っていたが、この本は放送禁止用語を過剰に自主規制している件、放送利権独占の件、業界に政治家の子弟が就職している件、地デジが何故導入されたか、そして記者クラブの悪弊などなど面白くて恐ろしい話のオンパレード。

もともとTVはあまり見ないほうだったけど、スイッチを入れる気が失せたわ。

ニュースはCNNやBCC、Net News を頼るようになったし、
TVも新聞も、私には不要だと気づいた。

さようなら、TVさん、新聞さん。

2011年12月22日木曜日

Drums レッスン日

この1週間、一度もスタジオに入れなかった。練習はお風呂で湯船を叩いたり、車中で手足を動かしたりしただけ。

師匠とお約束したドラムのパート譜作れなかったし、フィルインも確認する暇なし。
年末の主婦は超多忙でございます。ストレス溜まりすぎ。

そんなできの悪い生徒にも、師匠はあきれ返るそぶりもお見せにならず、辛抱づよく教えてくださいます。感謝です。

今日の練習
スネアから強力な音を出す練習・・・オープンショット
まず、スネアの位置が低すぎました。
ストレーナーの位置は左。サイモン大先生はスティックが当たるあたりにストレイナーをもってくるこだわりが・・・。

左右のスティックがぶつかるのは左手がスネアを叩いた後、上に上がってしまうから。
ハイハットとスネアの高さ調整にも注意が必要。

左手、指がスティックから離れすぎている。
手首から上に上げるようにして、手首のスナップを利かせて打つ。
指は少し離れる程度。

後は練習のみ。

2011年12月20日火曜日

映画 「あしたが消える ~どうして原発?」

一宮スポーツ文化センター3階小ホールにて

22年前の映画だということに、激しい焦燥を感じる。

この度の事故を予言するかのような内容。

しかし、事故から9ヶ月、この国は変わろうとしていない。

人々は、もう忘れようとしている。

2011年12月18日日曜日

「ダンゴムシに心はあるのか」 守山轍 著


抽象的な概念を操作して、行動に結びつけていく活動をココロの働きというなら、ダンゴムシにココロがあるというのは難しい。しかし、この場合はココロというよりコトバの働きがココロの活動を複雑にしていると考えたほうがいいのかな。

著者が言うように 「隠れた活動部位/内なるワタクシ」こそココロである、というならダンゴムシのみならず石にも鉄板にもココロはあると言う著者の主張に肯いてしまう。

植物にもココロがある。うんうん。

水にも心がある?気体にも?
ロボットには?
隠れた活動部位をもつ物体にはココロがある?

私の中ではまだまだ消化不足。
でも、物事の本質に迫る知的冒険を、著者のガイドで追体験できてとても刺激的だった。

2011年12月10日土曜日

コンサート F21 Xmas Concert

団員の皆さん、先生方、父兄の皆さん、お疲れ様でした。

2011年12月2日金曜日

コンサート 上原ひろみ, Anthony Jackson , Simon Phillips

12月1日(木)
愛知芸術文化センター大ホール

Simon Phillips が出なければ、行かなかったコンサート。
上原ひろみのことは殆ど知らず(youtube で少し見ただけ)。

Wonderful!!!

手に汗握る展開。
変幻自在の音の洪水。
月並みな言葉しか出てこないけど、まさにSuper Play 、感性の泉、 でした。

上原ひろみさんのセンス、惹き込まれました。
それを支えるリズム隊のパワーと技術。
凄いものを聞かせてもらいました。

Simon はTOTO の時とは違う顔を見せてくれたけど、やはりTOTOのドラマーだ、と
音を聞いていて感じました。
なんだかTOTOと上原ひろみの融合のようにも聴けて、やはり私はSimon のドラムを通して
TOTOを聴いているのだ、と強く思ったことでした。

2時間30分あまり、
体中の細胞が活性化して喜び泡だっているような音楽体験。
贅沢だけど、大ホールでなくて、もう少し近くで聴きたかったです。
3階だもの・・・。

帰ってから、買ってきたCD「Voice」を5回聴きました。
コンサートに行く前に聴いておくべきだった、と深く後悔しました。

コンサート 中川昌三&かりんwith Friends

11月29日(火)
岐阜 サラマンカホール

ずっとこの日を待っていました。
中川昌三さんと石塚まみさん、そして小畑和彦さん、ときたら、
これはぜったいFonte の曲や「My funny valentine 」の曲も聴けるはず!
生で聴きたかったのです。

で、ばっちり予想通りのセットリスト

1、My funny Valentine 
2、Touch of  spring
3、Triste  (Fonte/conforto より)
4、黒いオルフェ
5、Livertango 
6、ルパン3世五右衛門の尺八!
7、歌の翼に
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8、時間をのせた船
8、みち
9、赤い花白い花
10、民謡、(ごめんなさい、名前が出てこない。)
11、こきりこぶし
12、Spain
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アンコール
かりんさんのお母様がお父様にプレゼントされた曲
題が・・・

ふと気がつくとメモを取ることを忘れて呆然と聴き入って、分からない曲が・・・
曲順もあやふや。間違えたらごめんなさい。
どなたかご存知の方、教えてください。


大好きな、聴きたい曲ばかりでなんて私は幸せ者。
メンバーの息はぴったりで、演奏は最強!!!!
こんなに艶やかで心地よい音楽があるだろうか。
CDやレコードを聴いて、コンサートに行ってがっかりすることって
結構あるのだけど、このメンバーは、生です。凄さが際立ちます。
2時間あまり、たっぷりと聴かせてくださいました。
ありがとうございました。

2部でフューチャーされたかりんさんには驚かされました。
荒削りのところが少し丸くなって、技術的にもたいした成長ぶり。
風がほほをすべる。霧が体を包み込む。音のない音が聞こえる。
不思議な感覚。かりんさんの音楽は、自然の気配を纏っています。
彼女の凄いところは、これだけ聴かせるようになっても、まだまだ
蕾のようなところ。今後、素晴らしい花が期待できそうです。

以前は箏の妖精だと感じたけど、今回は箏の女神様みたいと言ったら、
「そんな、まだまだですよ」と仰っていたけど、
彼女は確実に、新しい美の領域を切り開きつつあると思います。

こんな素敵な音楽家の方々を間近に聴けて、今年のさまざまな辛いことが
軽くなったような気さえします。
音楽の力ですね。