2011年2月17日木曜日

映画 「太平洋の奇跡」

つれあいとキリオへ。
極限状態でどんな行動を取れるかで人間の真価が問われる。
私の性格として、ある程度まで粘ると思うけど、適当なところでポキンと折れる気がする。
大場栄大尉、愛知県の出身だとか。原作読まなきゃ。

2011年2月14日月曜日

映画 「白いリボン」

名演小劇場にて。

しんどい映画を観てしまったものだ。
無音のタイトルロールが流れる中、震えが止まらなかった。映画館が寒かっただけではない。
心の芯から震えが来た。

時代も民族も、歴史も、今の私とはかけ離れているが、人間の持つ根源性としての暗い部分を自分の中に見つけて戦慄してしまう感覚を覚えた。

私の中の殺意、妬み、蔑視。
普段は意識の底にあって、自分でも気づかない意識が、義母の介護という状況の中で少しずつ意識の表面ににじみ出てきている。それが自分でわかるから、自分自身が恐ろしい。それに気づかせるこの映画も恐ろしい作品だ。

性善説をとりたい。が、
そうでないものを自身の中に見つけてしまった以上、逃げないで立ち向かうしかない。私は義母のことで心を病んでしまったのかな。

映画を観たことを後悔しない。私に必要な映画だった。
美術、音響、映像、演技、脚本、アイデア、すべてにおいて一部の隙もない。ミヒャエル・ハネケ。今までなぜこの名前を知らなかったのだろう?

2011年2月9日水曜日

絞りのTシャツを探して  井本絞商店

3月の発表会で何を着ようか迷った結果、絞りのTシャツを探すことに。
鳴海に行ったついでに、井本絞商店さん(名古屋市緑区鳴海町向田208-1)を訪ねる。それほど大きな売り場ではないけど、Tシャツの品揃えはなかなかのもの。ドラムで汗をかくので、肌に密着しなくて心地よい絞りは最適。昔からある、おばさんたちが着る感じのデザインはいやだな、と思っていたが、なかなか斬新なデザインがあって感心する。自分用に1枚、プレゼント用に2枚購入。しかも値段は決して高くない。あれだけの手間をかけて作るのに、申し訳ない気分。
 お店の女性主人はとても気さくな人で、柄や作り方など親切に教えてくださって、とても楽しいひと時だった。絞りのスカーフも素敵なのがあったし、古くなった日傘も新しく絞りで新調しようかな。鳴海に行く楽しみが1つ増えた。
井本絞商店

2011年2月3日木曜日

名古屋ブルーノートでサイモン・フィリップスのドラムを堪能

2月2日(水)
胸わくわくで栄のブルーノートに向かう。開場の時間より30分早く着いたのだが、もう階段に観客が並んでいる。席を心配するもレフトサイドのドラムが良く見える席をゲット。サイモンさんは濃い赤のろうけつ染め?っぽいTシャツ。素敵。 1時間、サイモンさんだけを見続ける。力強い動き、ばねのような腕の運び、繊細なシンバル捌き。ああ、自分がいやになる。すごいなあ。あの特徴のある手さばきを間近に見られるなんて、幸せ。

ステージの脇に座った人たちが足をゆすりはじめる。多分ドラムをやっている人たちだ。体のゆすり方でわかる。

コンサート終了後にサイン会。サイモンさんもサイン会場に立って下さるのを見て、飛んでいく。中3程度の英語でも何とか通じるものね。ドラムを始めて2年と言うと、にっこり笑ってがんばってね、だって。きゃー嬉しい。はい!ぐあんばりますっ!5月16日の名古屋と19日の大阪公演に行きます!と言うと、ああ、TOTOのツアーね、とまたまたにっこり。同時代に生きられて良かった。TOTOツアーまでにもうちょっとまともな英語がしゃべれるように勉強しようっと。

前の席に座っていた若い男性もサイモンさんファンの方で、TOTOの話、ジェフの話で盛り上がってとても楽しかった。音楽のおかげで、いろんな人と楽しいつながりを持つことができる。素敵な世界。