主役のオルフェオ役をメゾの女性が演じると初めて知った。
太目の体格のいいお姉さんが男装で舞台に現れる。なんだか見た目がなー、と思っていたが、亡き妻を嘆く第一声「エウリディーチェ~」の歌声を聴いて、背筋がゾクゾクした。この一声でステファニー・ブライスの名前は忘れられないものとなった。なんて哀切に満ちた、詩的な歌声!
コーラスも重厚でゴージャス。背景に3層の壁をつくり、コーラスの人たちに歴史的衣装を着せて配置し、舞台装置にしてしまうなんて、憎い演出。バレエも楽しめたので時間は短めだけど満足でした。
2009年2月18日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿