2009年2月1日日曜日

MET つばめ

 午前中の予定が中止になったので、連れ合いとメトロポリタンオペラの「つばめ」を観にいく。

ジャコモ・プッチーニ作曲。こちらも「タイス」同様シンプルなお話。こういうのは歌い手の力量がはっきりみえてしまって、負担の大きな作品だろうと思う。

マグダ役のアンジェラ・ゲオルギューは風邪を押しての出演のせいか、前半、歌う前後に頻りに口をもぐもぐさせる様子が気になった。声の響に伸びやかさが欠けていて、むしろ小間使い役のリゼット、ランバルド役のサミュエル・レイミーの美声に聞き惚れた。しかし、後半は波に乗ってきて、素晴しい美声を聴かせてくれたから、よしとしよう。  

幕間のインタビュアーは前に見た「タイス」のルネ・フレミング。サービス精神旺盛。

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