2008年10月10日金曜日

「ぞろぞろ」 三遊亭圓窓師匠

一宮のN小学校で三遊亭圓窓師匠の落語授業が行われるということで、無理を言って見学させていただく。5年生たちの反応はすこぶる良い。素直な笑い声がふれあい広場いっぱいに響いて、師匠の話術に聞き惚れつつ、子供たちの笑い声にも心が癒された。純粋に楽しむ笑いは心地よいものだ。そんな笑いは人も自分も心を温かくしてくれる。

以前から師匠の「ぞろぞろ」は紙芝居で何度も読んでいたので、一度はライブで聴きたかった作品。いや、もう紙芝居と落語のライブでは全く違う(あたりまえだけど)。でも、間の取り方とか、声の調子とか、とても参考になった。帰宅してから「ぞろぞろ」を読んでみたが、表情の見えない紙芝居がつまらなく感じた。やばいですよ。落語を自分でもやってみたくなってきたのだ。どこか文化教室で「あなたも落語を1席覚えませんか」なんて、ないかしら?と考える自分に驚愕。この年になっても引っ込み思案で口下手で人付き合いの苦手な私が落語をやりたいとは!?いやいや、そんな性格だからこそ、殻を破りたいという欲求が潜在的に、胸のうちに隠れているのかもしれない。

さあ、再来週は娘の小学校の読み聞かせ週間。「ぞろぞろ」研究して、いっぱい笑いをとりたいな。

師匠、今日はありがとうございました。

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