2008年9月9日火曜日

「打ちのめされるようなすごい本」  米原万里

 宝の山だ。毎週日曜日の一番の楽しみは新聞読書欄から面白そうな本を探すこと。そんな私にとって盆と正月がまとめて来たような本を手に入れた。

以前から気にはなっていたが、図書館で借りる類の本ではないし、狭い我が家でここ数年本を増やすことを罪悪のように感じていたし、もはやハードカバー500ページの本すら入れるスペースのないぎゅうぎゅう詰めの書棚と相談しつつ、ようやく購入したわけ。

米原さんの興味は多方面に及び、どの分野も涎が出そうな本ばかり。老眼を迎える前に出合いたかったと愚痴っても仕方がない。かたっぱしから読むことにしよう。

それにしても、米原さんはどうして私の好きなことがわかるのだろう?なーんてね、教養の差は月とすっぽん。だけど読みたいと渇望する自分の心が嬉しい。

0 件のコメント: